カラカラカラのカラ - きくお (Kikuo)
カラカラカラのカラ
カララカラカラ
なにもないぼくらから
カラカラカララカラカラ
鈴がなる
たいくつな夜だから
リリリリ
リリリリンリン鳴らしてる
足から頭へ響いて響いてさ
うるさいばかりの
歪んだ楽器を
いびつに奏でてさ
リンリンカラカラ
ビュービューシャラシャラ
カランコロン遊ぶよ
鳴っている鳴っている
カラのカラダだから
小さな鈴が
響いてる響いてる
からだからカラカラ
くるくる回るよ
カラのカラダのなか
いびつな音色は
止まらない休まない
だから眠れない
眠れない眠れない
眠れ眠れ眠れ
からっぽのぼくらは
コロコロコロンコロンと
かわいくさえずるよ
泣き虫のぼくらは
涙が溜まってる
グズグズの笛のよに
ビューゆかいな助けての声
ケタケタケタタケタ
けたたたましく
笑ってるジャランジャラ
ケタケタケたのしく
ずっといるよ
踊り子シャラシャラ
うるさく鳴らすよ
叩け叩けだから
ボコボコ打たれて
あたまにおなかに
けたけたたたましく
鳴らすよ鳴らしてしまうよ
なんにもできないぼくらは
かわいく傷つきたいから
一個二個四十六
百個をまだまだ超えて
踊り子の脚に手に首に
巻き付かれた鈴たちの
音が音が響く響く響いて
大きくまだまだぶつかる大きく
けたたたたたたたましく
ラカラカラ
ラララカラカラカラダカラダの
なか
亀裂亀裂破裂パンクするまで
傷が音が音が割れてゆくまで
破裂するまでバレないバレない
カラカラカラの中
バララバラバラ
カラの中バラバラ
割っている割っている
カラのからだの中
ぐるぐる回って
黄身と白身がごちゃごちゃ
ごちゃごちゃ
漏れてくるドロドロ
ッタケタケタタケタ
恥ずかしくケタケタ
ぼくらずっと鳴ってるよ
泣いてるよ恥ずかしくケタケタ
カラカラカラカラ
からっぽがこわくて
きみもぼくも
鳴っている泣いている
割れてる笑ってる
楽しく楽しく楽しく楽しく
だからからかだからか
カラのからだだから
そばにいて眠れない
眠れ眠れ眠れ眠れ
眠れない
眠れ眠れ眠れない
あっあ眠れない